ナベシャツは体を締め付ける、または胸を押さえる構造があるため、全く体への影響がないとは言えません。
人間の体は、長時間同じ状態に保つと、その状態が標準になってしまう場合があります。
ナベシャツを着用することで、胸が一定方向に流れてしまうと、その方向に胸が垂れてしまうということは考えられます。
以前からあるファスナー式のナベシャツでは、胸を上から下、または下から上に向かってつぶす構造が一般的でしたので、長期・長時間着用を続けていると胸が垂れる恐れがありました。
これは、ファスナー式のナベシャツだけではなく、コルセットなどでつぶしていても同じ状態でした。
その後、伸縮性生地を使用したナベシャツ（当店のメッシュ製ナベシャツのようなナベシャツ）が出て、胸を分散的に広げて固定しやすくなったのですが、この 方法では体の中心に向かって締め付けているために胸が内側によりやすく、ファスナー式に比べれば胸は垂れにくくなったものの、胸の大き目の方ですと胸の完 全な固定がまだできない状態でした。
マスキュリンシリーズの場合では、強すぎる力で締め付けないので、着用時に胸を本来の位置で固定するように手で調整していただければ、胸の形が大幅に変わることは防げます。
また、ファスナー式などは胸を一定方向に向かってつぶしていくので、胸の皮まで伸ばされて垂れてしまうことが多かったのですが、マスキュリンシリーズでは胸の皮を引っ張ることはしません。
ですので、特にマスキュリンシリーズは体への影響は小さくなるように設計しております。
例え、ブラジャーでも、体に合っていないサイズを着用すると胸の形が崩れてしまうように、ナベシャツも体に合ったサイズを着用する事（特に小さすぎるサイズを着用しないこと）が、体への影響を最小限にする方法です。
基本的にしっかりつぶそうと強い締め付けにすればするほど、体への影響は大きくなります。
小さすぎるサイズを着用すると、息苦しくなったり、肩こり等の原因になったりもするため、体への影響を最小限にするには適正なサイズを着用することをお奨めいたします。